1355 : もぎりの名無しさん 2019/11/09(土) 23:46:38
>>1348
>いえ僕もまったく同じことを言ってますよ。
ごめんなさい、失礼しました
>宇宙並みに巨大な「別の領域」に「個」としての自分が入っている感じです。
そうですね。ただ「別の領域」の大きさは巨大というより「範囲」では決められ無いと思っています
>「個」としての自分は、あまりに巨大過ぎる別の領域と決して全く同じ大きさにはなれません。これが「個」としての自分は「別の領域」とイコールではないってことです。
そうですね桑田さんも言ってらしたと思うんですけどゲームをプレイしている自分とそのゲームの世界観で生きているキャラクターとしての自分は決してイコールではありませんね。ただプレイヤーの自分とキャラクターの自分が同時に存在して両方楽しんでいます。
>個としての自分の内面がダイレクトに外側になっていているんです。
これが「世界=自分」です。今まで「世界=自分」を自分の本尊にしていたんですけど、そういった法則性も「別の領域」の内に入っているなあと最近解りました。
例えて言うなら、クラインの壺のような構造です。内側が外側になっていて、外側が内側になっているというか。四次元構造のマトリョーシカというか。
そうですね。内側も外側も真実ですね
>すみません。ギブアップ。これが限界です。
この感覚を言葉で書くのはものすごく難しいのです。感覚を解りやすく解説しようとすると、どうしても譬喩を用いたり、矛盾する様な事を同時に成立させたりと禅問答みたいになってしまい勝ちですよね?
でも、こっぱみじんさんの解説は解りやすくて好きです。
1356 : こっぱみじん sage 2019/11/10(日) 01:54:35
>>1355さん
禅問答! うまいこと言いますね! ホントそうなんですよー。言語や比喩を使わざるを得ないから、直接そのものをまるごと表現できないんです。結果、どうしても「なに言ってんだ、こいつ」状態になっちゃうんですよね。
でも僕の感覚や体験を言葉で表現するのは頭の中が、カシャカシャと再構築されていくようなワクワクする体験でした。
「世界=自分」「内側=外側」を言い表す比喩として「クラインの壺」を思いついたのは我ながらやったぜ!って感じですよ。えへへ。
1357 : こっぱみじん sage 2019/11/10(日) 01:57:35
ちょっと思いついたことがあって、布団から起き上がって書きます。僕は最近、以前ブックマークしておいた達人さんたちの記事を読み返しています。
昔は何度読んでも理解できなくて、もう本当に泣きたくなるような気持ちでした。「分かんない、分かんない!」と頭が焦げるんじゃないかというほど考え込み
モニタと長時間にらめっこしていました。
でもそんな記事が、今スラスラと難なく読めます。
「はー、なるほどー、うまいこと言うなあ!」
「あっ、こう書き込めばもっと分かりやすかったかも」
「はえー、こんな深さまで分かってる人がいるんだなー」
「なんだー、こんなに簡単なこと言ってるだけじゃーん」
いろんな気づきがあるから、読み返すととてもワクワクするんです。どうして昔の自分はこんな簡単なことが分からなかったんだろうと不思議で仕方ありません。でもそれがすっごく楽しいんですね。
布団の中でiPadで見ながら、毎晩ニヤニヤしてしてます。
1358 : こっぱみじん sage 2019/11/10(日) 01:58:40
(つづき)
それで急に思い出したドラマがあります。『リミットレス』という2015年のドラマです。Netflixかな。
28歳のブライアンというごく平凡な無職(わー、親近感)の男がNZT48と呼ばれる脳を活性化させる薬を飲んで、驚異的な天才に変貌するというお話です。NZTを飲むと、難解な数学の問題だろうが、迷宮入りした難事件だろうが頭の中がカシャカシャとオートマチックに解答をはじき出してしまうんです。
チェスでも、ギターでも、外国語でもなんでもござれ。その道のプロを遥かに凌ぐ才能を発揮してしまいます。
相手の考えや気持ちを、高速回転した脳が理解するから人間関係も当然うまくいきます。
NZTさえあれば、人生超イージーモードで進んでいくはずだったのですが──みたいな内容です。基本ミステリーだけど、コメディっぽい一話完結ドラマ。
ちょうど全然分からなかった時に見ていたから
「いいなー、この薬があれば達人さんの言うことが理解できるようになるのかなー」と、すごくうらやましかったです。
1359 : こっぱみじん sage 2019/11/10(日) 02:00:41
(つづき)
僕は認識変更後に特別知能が上がったという感覚はありません。実際IQテストを受けても、別に変更前と数値は変わってないと思います。
ただ現在、僕がまとめブログを読んでいる感覚は『リミットレス』のブライアンの体験にとてもよく似ているんです。つまり達人さんの言うことがスラスラ理解できる感覚です。
だからハッと急にドラマのことを思い出したんですね。
ブライアンもきっと「なんでこんな簡単なことが分からなかったんだろう」と思ったでしょう。薬の効力が切れると激しい副作用を起こすから、ずっと天才でいられるわけではないのですが。
今考えると、このドラマが僕の認識変更の予行練習のようになってた気がします。
「既にある」が分かったり「認識の変更」をした感覚の先取りをしていたのかなあと。
なんとなく、そう思いました。
あっ、でも「このドラマを見れば認識変更できる!」とは思うのはちょっと待ってくださいね。
僕の単なる体験として書いてみただけなんです。
認識の変更は別として、『リミットレス』はドラマとしてもすごく面白かったです。
ブライアンがまたいいヤツなんだ。気持ちのいい人間で、こういう男大好きだなー。
正義感があって、不器用だけど優しくて、ユーモアがあって、家族思いで、明るい奴なんです。
なぜか工作が大好きになっちゃって、謎のジオラマ作ったりするのが妙に可笑しかった。